「銀河英雄伝説 Die Neue These」語る その3
今回は、ちょっとダークサイドに落ちまくっている人です。
そういや、ネタバレ含むです。
前々回
前回
前回までで、10話まで語ったので、
最後の第11話「死線(前編)」、第12話「死線(後編)」
になりますが。
ほんとごめんなさい。
ラストに非常に落胆しているので、先に落とします。
てか、アムリッツア星域会戦を2019年に持ってくってどーいうこと。
終わり、いよいよ、アムリッツァだよ、大決戦だよ!って盛り上げるのはいいんだけど、
2019年(知る限り時期未定)、しかも映画館で上映って。。。
ビジネス的には続きが気になる人は、観に行く(多分行くけどw)から、問題ないんだろけど、
あそこで切るのは、ほんとない。
勝手な推測だけど、アムリッツア星域会戦はファーストシーズンでやる予定だった気がするのです。
その論拠としては、
- オープニングで、トリグラフが出てきたこと。
オープニングに登場する人、兵器で確認する限り、唯一出てきていない。
第12話の最後に、イゼルローンにヤン艦隊が入港するタイミングで出てくる予定だったのではないかと。
- 放送休止後の展開がそれまでに比べると、間延びしている。
展開がゆっくりだったし、ついでに言うと、ジェシカのストーリがあった分、同盟側多めになった感じがします。
- シーズン=小説の1巻分だったと思われる
セカンドシーズン、第2巻、星乱というサブタイトルが付いているぐらいなので、帝国と同盟の内戦の予定だったのではないかと。。。
この仮説での展開の原因は、
現在病気療養中の梅原さんの代役を立てなかったためと考えます。
第10話はセリフなし、第11話でちょっと(なんか不自然だったから、過去収録した声を当てはめていた気がする)、そして、第12話は完全沈黙提督化(見直していないけど、エンディングロールに名前出なかったらしい)。ついに、キルヒアイスが話すべきセリフを、傍に控えるビューロー、敵側のムライが話すという強硬策。
無理に話さなくても、アムリッツア前哨戦とアムリッツア本戦は乗り切れる(それでも違和感の塊でしたが)けど、 アムリッツア終えたら、ビッテンフェルトの助ける&皇帝崩御などで、どうしてもキルヒアイスが話さないといけない場面が増える。
なので、展開をゆっくりにして、アムリッツアをセカンド・シーズンに持って行ったと。
アムリッツアで1話使うと、その分短くなるから、
色々削られるんだろうな・・・。
・・・もしかして、セカンド・シーズンでキルヒアイス死なない?!
製作陣としては、梅原さんに続投してもらたかったんだと思うので、代役を立てず、この展開にしたのでは。。。と思います。
梅原本人が悔しいと思っているというツィートを見たし、確かにその通りだと思うし、ちゃんと回復してもらって、セカンド・シーズン、見せ場たくさんあるんだから復活して、セカンド・シーズン頑張ってほしい。
最後に上げておきますと、
第11話「死線(前編)」ですが、
ビュコック提督とフォークの舌戦は、非常によかった。
やっぱりフォークにこそ、「黙れ下衆」が相応しい気がする(笑)
帝国艦隊の出撃シーンはかっこよかった。
でも、帝都上空めっちゃ低空飛行しているけど、大丈夫かと思ったのと。
宇宙戦艦液体に浮かべておくのかー。斬新と思ったけど、ありかなーと思った。
第12話「死線(後編)」前哨戦は、
今までの戦闘場面が嘘のように、重厚な展開だった。
そして、原作にはない、キルヒアイス艦隊へのホーウッド提督の突撃。
同盟のアムリッツァで退場する提督の中で、1、2を争うぐらい地味(キルヒアイス艦隊に包囲されて降伏だったはず)なのに、すごい見せ場が与えられて、逆にビックリした。
逃したシーンで、おや?って思ったら、こんな見せ場が・・・って思った。
そして、ポプランとトダ技術大尉のやりとり、
原作と違うけどよかった。
パイロットはいいもの食ってるけど、整備はろくに食事食べれてないと言われた時のポプランのハッとした顔。
ただのミスじゃなくて、理由づけされていてよかった。
あと、第12話「死線(後編)」で流れる音楽よかったです。
#ノイエ銀英伝 12話のルッツ艦隊の第12艦隊への砲撃辺りから流れるBGMの旋律が、聴いたことあるクラシックの曲の旋律なんだけど、思い出せん。まだまだだなー。
— Kenichiro Wada (@Keni_W) 2018年7月3日
旋律は聴いたことあるんだけど、なんの曲かわからなかった時に、
教えてくださった方がいまして、
ベートーヴェン第九の、第一楽章のモチーフ(空虚五度)を用いたオリジナル曲のように思われます。
— 高木 真紀🌸7/29べっぴん声講座 (@maki_voce) 2018年7月4日
参考にして、色々聴いた結果、ベートーヴェンの交響曲第9番、第2楽章冒頭部分の旋律かなーという結論になりました。
第九やら、他の空虚5度を使っていると思われる曲をいくか聞いたところ、第九の第2楽章冒頭部分が一番しっくりきました。意外と第九ちゃんと聴いてませんでした。
— Kenichiro Wada (@Keni_W) 2018年7月10日
ベートーヴェン 第9 第2楽章 フルトヴェングラー https://t.co/wPjychCsSf @YouTubeさんから
@maki_voce さん。ありがとうございました。
てか、単品発売して欲しいんですが。。。
厳しい意見も愛です。原作を好きゆえの。
いずれにしろ、セカンド・シーズンには期待してます。