「銀河英雄伝説 Die Neue These」語る その1
自分の1/3ぐらいは、銀河英雄伝説でできている人です。
石黒監督版のアニメから入って、原作は読破、外伝も持ってはいません(買う機運)が、読破済み。
そして、アニメにしろ、小説にしろ、各所で泣けます。
フレデリカの 「ありがとう貴方……私の人生を豊かにしてくださって」 は究極の泣きポイント。
好きな言葉は、
「宇宙はひとつの劇場であり、歴史は作者なき戯曲である」
アニメの影響で、クラシック好きになり、ドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」とニールセンの交響曲第4番「不滅(滅ぼし得ざるもの)」が双璧で、次席にベートーヴェンの交響曲第7番が控える感じ。
ニールセンの交響曲第4番「不滅(滅ぼし得ざるもの)」は、日本での演奏があまりにもないので、神奈川フィルだったと記憶していますが、聴きに行った時は、あまりの感動に鳥肌が立つ始末でした。
さて、アニメ「銀河英雄伝説 Die Neue These」(以下新銀英伝)、4月から始まって、いよいよ次週からイゼルローン要塞攻略となるようです。
賛否両論ある新銀英伝ですが、私も石黒監督版の影響もあって、最初はどうなのかなーと思ったのは事実。 石黒監督版という不朽の名作があるというのは、どうやっても比較対象になっちゃいますよね。
事前の映像等で気になったのは以下。
で、本放送が始まったわけですが、 エピローグ?のナレーションで、おおぅと思ったのは事実。
「銀河英雄伝説 Die Neue These」の第1話のオープニング前のナレーション「ここに描かれた事々があなたの知っているものに近く、ここに現れた人々があなたの知っている人に似ていたとしても」のところ。これって石黒監督版のことを指してるのかな。#新銀英伝
— Kenichiro Wada (@Keni_W) 2018年4月4日
意図は違うかもしれないけど、私はそう感じました。
リメイク(リビルド)は、「歴史の偶然であり、必然である」ってことかな。#新銀英伝
— Kenichiro Wada (@Keni_W) 2018年4月4日
まあ、いずれにしろ、結局は慣れなのかなーとは思っていたので、第2話ぐらいで、だいぶ慣れました。
ヤンがカッコよすぎる気がしますが。 車の運転(かつ軽くカーチェース)とかできなそうなイメージだしw
同盟軍の艦艇ですが、よくよく見ると、機関部の形状とか、加藤さんのデザインを踏襲している感じはしますし。
オープニングを見る限り(来週登場かな?)、ヒューベリオンの色は同じっぽいですし。
トリグラムがえらいスマートでかっこいいのはビックリしました。
声は、しょうがないよね。
銀河声優伝説ですから。。。
ただ、観た結果、いくつか気になる点があるので、あげると、以下の点。
- 遠景でのラインハルトの顔
- アスターテ会戦時のフィッシャーの配属
- ラインハルトのセリフ
1は第1話のラストのほうでしか、今の所、登場していないのですが、
遠景だと鼻がなくなるキャラデザインらしく、
ヤンの作戦に気づくあたり、椅子から立ち上がるところのラインハルトの顔がすごくブサイクというか間抜けな顔w
うーん。これはいただけない。。。今後どうなるかですね。また出そうですが。。。
2は今回は、原作忠実(アスターテ会戦でアッテンボローではなく、ラオを登場させた)なのかなーと思っていたら、
第2艦隊の分艦隊司令にフィッシャー提督が。。。思わず突っ込みましたわ。
小説でも、第4艦隊で善戦と記載があるし、第13艦隊の副司令になった流れも第4艦隊と第6艦隊の敗残兵と新兵の混成という設定上はスッキリすると思うんですが。。。
第2艦隊の分艦隊司令で、ヤンの作戦の実行を補佐したという流れで、第2艦隊から引っこ抜いたということなんでしょうか。。。もしかしたら、次回でこの辺の経緯が語られるのかもしれません。
そういえば、あまり気にしてませんが、エルラッハが戦死しませんでしたw
3、これは小説がそうなんで、どうしようもないんですが、ヤンに後ろを取られた時に、ラインハルトがいうセリフ。
アスターテ会戦で、第2艦隊に後ろを取られた際に、ラインハルトが「俺に低能になれというのか?敵の第4艦隊の司令官以上の」って台詞があるけど、反転迎撃したのは第6艦隊なんだよね。原作もその通りなので、ある意味忠実と言えば忠実なんだが。。。ラインハルトが間違えということで。。。#新銀英伝
— Kenichiro Wada (@Keni_W) 2018年4月17日
忠実なのは良いとしても、直して欲しかったような気もするけど。。。ラインハルトが間違えたってことで。。。
ちなみに、石黒監督版は、このセリフ自体はないです。
それ以外では気になった点。。。若干羅列っぽく。
戦闘がすごいスピード感ある気がします。
石黒監督版が重厚な感じとしれば、すごいスピーディ。
アスターテ会戦の第2艦隊が後ろに回る時や、ラインハルトの艦隊がさらに、その後ろに付くときの、帝国、同盟の両軍の艦艇がめっちゃ高速起動してるのは驚いた。
いや、なかなか良いエンジンを積んでます。
そりゃメルカッツ提督が椅子にしがみつきますよ。
技術が今のがベースになってるので、 同盟のホールが、多ディスプレイ構造になってたりしますね。
新無憂宮、塔構造になってましたね。
ルドルフ1世の銅像の目にカメラが埋め込まれているのが再現されていましたね。
おじさんキャラがみんな渋い。 ただ、全般的に若返っている感じ。
声は出さないけど、シュナイダー少佐何気にずっと出てるよね。
現状、一押し点は、音楽ですね。
石黒監督版で育ってきたので、音楽は気になっていたのですが、 橋本しん(Sin)さんの音楽いいです。 メインテーマの出だしところがが特に好き。
そして、 オープニングの澤野さんのSawanoHiroyuki[nZk]:Uru 『Binary Star』も良いです。
個人的には、銀河英雄伝説のOPだと、石黒監督版の第三期のOP、LISAさんが唄う「Sea of The Stars」がNo.1なんですが、それに匹敵するぐらいです。
次回以降、イゼルローン攻略戦なので、新銀英伝では、イゼルローン攻略〜帝国領侵攻あたりがどう描かれるのか、今は期待しかないです。
そういえば、未だにイゼルローン要塞をちゃんと出てきていないですね。こちらのデザインも楽しみです。